このメールは、山下ミツ商店で商品をご注文頂いたお客様と、山下浩希がご縁をいただいた方に、お届けしております。

山下ミツ商店
今月号の目次2008.9
山下浩希のごあいさつ 山下浩希のごあいさつ お料理レシピ「肉とうふ」 お料理レシピ「肉とうふ」
ミツな人々 ミツな人々 ミツの心「祖母ミツの事」 ミツの心「祖母ミツの事」
山下ミツ検定&プレゼント 山下ミツ検定&プレゼント  
ごあいさつ 山下浩希
%name1%%name2% 様 (読者番号:%id%)

人気の焼き堅とうふ。一つ一つ手作業で焼いています。 %name1%さん、こんにちは。山下ミツ商店の山下浩希です。

先週、各地で激しく降りました「ゲリラ雨」。愛知県では命を落とされた方まで出てしまったそうです。皆様お住まいの地域は大丈夫でしたか?被害に遭われた皆様に、御見舞い申し上げます。

ここ白峰は、お盆を境に涼しくなり、秋が段々と近づいてきています。時の経過の速さを感じます。

秋といえば、”味覚の秋”ですね。
先日、店頭で「ミツさんの焼き堅とうふの香ばしさが大好き!他の焼き豆腐と違うわ」とお買い上げいただいたお客様がいらっしゃいました。大変嬉しい限りです。
ということで、今月は、人気の「焼き堅とうふ」に注目してみました。
グルメな%name1%様もきっとご満足いただける、自慢のお豆腐です。

さて、今回は新コーナーもあります。これまで何年も私どもの豆腐をお取り寄せしてくださったり、お知り合いへの贈答品としてご利用いただいているお客様を『ミツな人々』としてご登場頂き、山下ミツの豆腐について語って頂きました。

今回も【山下ミツNEWS】をお楽しみください。



ミツのお豆腐を使ったお料理レシピ
山下榮子

こんにちは!山下榮子です。
今月は、「焼き堅とうふ」を使った肉とうふです。香ばしく、大豆の旨みがぎゅっとつまった焼き堅とうふ、味がしみておいしくなりますよ。
夏の暑さで疲れた身体に、きちんと栄養をあげましょう。

『肉とうふ』  (焼き堅とうふ使用)

焼き堅とうふで作る「肉とうふ」 ≪材料≫4人分
焼き堅とうふ …4丁
・牛肉…200g
・糸こんにゃく…1袋
・玉ねぎ…大1個
・サラダ油…大さじ2
・砂糖…大さじ3
・醤油…大さじ1
・塩…小さじ1/2
・酒…小さじ1
≪肉とうふの作り方≫  
1 材料を切ります。
・焼き堅とうふ→4cm角切り
・牛肉→1口大
・玉ねぎ→くし切り
4 水300ccを加え、さらに砂糖、醤油、塩、酒を加えます。
2 糸こんにゃくは、熱湯をかけ、くさみを取ります。 5 沸騰してきたら焼き堅とうふを加えます。
3 サラダ油大さじ2で、肉を炒める。色が変わったら、玉ねぎ・こんにゃくを加えます。 6 弱火で10分ほど煮込んでできあがり。

このお料理で使ったのは『焼き堅とうふ』です。

焼き堅とうふ

すき焼き等に使うお豆腐は、「焼き豆腐」が当たり前という方がほとんどだと思います。ところが、堅とうふが当たり前という我が家では「焼き豆腐」を使う(食べる)習慣がありませんでした。

15年前に、金沢の名鉄丸越(現:めいてつ・エムザ)というデパートに出店してからお客様から「焼き豆腐が欲しい」と直接お声を頂くようになり、山下ミツ商店でも「焼き豆腐」を作ることになりました。

私がこれまで見学しました豆腐屋さんでは「焼き豆腐」は木綿豆腐をバーナーで焦げ目を付けているだけでした。しかし、私どもでは堅とうふを串に刺し焼き鳥の様に炙って焼きました。
焦げの味が違います!是非おためしください!

焼き堅とうふの詳細・ご注文はこちら

ミツな人
「ミツな人々」…それは、ミツと蜜に関わってくれているお客様のこと。
そんなお客様の声を紹介します。

今回から新コーナー「ミツな人々」が始まります。
第1回目にご登場いただく「ミツな人々」は栃木県野木町の明賀愛子さんです。
明賀さんの御主人様が経営研修に携わり全国行脚をしておられ、東京のご友人様から私どもの豆腐を受け取られ、以来、自家用だけでなく贈答用としても御注文くださるようになり、このメルマガの「山下ミツ検定」でも毎回、解答と心温まるメッセージをくださっています。
山下ミツ商店ではこの様な有り難いお客様を「ミツな人々」として皆様に紹介させていただきます。

“老中”を明るく生きる秘訣

明賀明子さんこんにちは、明賀です。私の主人は常々、「老後というな、老中といおう」と言っています。
“老後”という言葉は、なんとなく“死”を意識して暗いイメージがあるからなのでしょう。
老中は「老いの中」、60歳前後から死ぬまでの期間です。老後といわず老中といえば老いの中の生き方が問われてきます。

老中になると子供達も巣立ち、家の中は欲しい物もなくなってしまいます。食べるものも量を食べる年齢ではなくなり、老中は夫婦で食を楽しむことで、明るく生きる時代です。「美味しいものを少し」でいいのです。
山下ミツ商店のお豆腐は、我が家の食卓で食を楽しむ食材リストの大事な一つになっています。 ちょうど老中に差し掛かった頃、主人の縁者から、山下ミツ商店のお豆腐をいただいたのです。 
「こんなお豆腐があったのか?」とても美味しく味わいました。自分達も美味しく味わいましたし、加えて、送り主は味にうるさいグルメ派ですから、きっとこの味に間違いはないのだろうと思ったわけです。
早速、主人の縁者の中から味にうるさい方々に贈ったところ、大変喜ばれ「美味しかった」「美味しかった」とお礼の電話が入りました。以来お世話になった方への贈り物リスト、我が家の家族団欒リストのベストワンになっています。

青豆ざる盛とうふ 我が家は、青豆ざる盛とうふがお気に入りです。
この夏、愚息夫婦が、二歳半の初孫を伴って、中国上海から帰省してきました。
早速青豆ざる盛とうふを味わってもらいました。大豆の青さが残るお豆腐、豆の甘さ、香りがなんともいえません。

青豆ざる盛とうふは、お豆腐には何も加えないで、生のまま味わうのが一番です。嫁さんも、孫娘も喜んで食べていました。
愚息は「母さんいつの間に贅沢になったんだ」と一言。
老中を明るく生きるには、時に、ささやかに、食の贅沢が必要に思います。
これからも老中を明るく生きる人々のために、美味しいお豆腐を作り続けてください。


ミツの心【MITSU-ISM】vol.24

このコーナーでは、私どものこだわりや想い、豆腐に関するあれこれをお届けします。
前回の「ミツの心」はこちら

■連載第24回「祖母ミツの事」

2002年9月13日は私(山下浩希)の祖母、ミツの命日です。94歳で亡くなりました。
1985年に「てんびんの詩」という映画がきっかけで私は家業の豆腐屋を継ぐ決心をしましたが、当時働いていた食品スーパーの(株)マルエーを退社するタイミングは、祖母の「もう疲れたから止める」という一言でした。
ところが、「疲れた」と言ったはずの祖母は私が家業に入ると俄然元気を取り戻し、それから約3年間、80歳過ぎまで一緒に豆腐を作りました。

祖母は3人の娘、7人の孫、13人のひ孫に恵まれ、私の母は三女で、私は5番目の孫になります。母からもらったお小遣いが無くなるといつも祖母が補填してくれました。私のプロレス好きも祖母の影響です。
祖母は若いときから行動派で、豆腐作りで疑問に思ったり、解らない事があったり、「美味しい」と評判の豆腐屋さんを耳にするとすぐに見学に行って習ったそうです。
「美味しい豆腐を作りたい!」「品切れでお客様をがっかりさせない」というのが祖母の豆腐屋としてのポリシーでした。ですから、美味しい豆腐を作り続ければお客様は喜んでくれる→そうすれば自ずとお客様は増える→生産量も増える。・・・常に前向きのチャレンジャーでした。

80歳過ぎまで元気で働いていた祖母も、引退後は一気に年老いてきて晩年は寝たきりでした。
仕事の忙しさにかまけ、十分な世話も出来ませんでしたが、母も私も妻も、祖母を施設に預けるという事は全く考えず、朝晩祖母の部屋に入り、眠っていても起こして声をかけていました。

「ばあちゃん、おはよう!」
『おはよう』
「誰か判るか?」
『ヒロキ』
「そうや、ばあちゃん、たっしゃか?」(達者か?)
『たっしゃや』(達者だよ)
「ありがたいにゃー」(ありがたいね)
『ありがたい』
「よろこばんなんにゃー」(喜ばなくてはね)
『よろこばんなん』(喜ばなくては)
「おやすみ」
『おやすみ』

祖母 山下ミツ

たったこれだけの会話でしたが、朝晩毎日繰り返していました。
私は、このまま祖母はずーっと100歳を越えても居てくれると思っていました。
ところが、2002年の9月に入り、涼しくなったとたん、急に呼吸が荒くなり病院に入院。
それから4日後の、13日午前1時過ぎに息を引き取りました。
母は最後に「ばあちゃん、ありがとう」と言って祖母を見送りました。

命日の13日が近づき、祖母の思い出を書きました。祖母は亡くなっても祖母の魂は健在です。
天国から見守ってくれる祖母の下で、美味しい豆腐作りに励みます。


山下ミツ検定

ここでは、山下ミツ商店と、豆腐にまつわる事柄をクイズにして、1問出題します。
正解者の中から1名様に、「青豆ざる盛とうふ」2個 をプレゼント!
そして今月は、正解・不正解に関係なく、「ご意見」をくださった方全員に、「豆乳マフィン4個」をプレゼントします!!山下ミツ商店について、お豆腐について、スタッフについて、メルマガについて、皆様の忌憚のないご意見をお寄せ下さい。今後のとうふづくり、店づくりの参考とさせていただきます。

≪今月の検定≫
山下ミツ商店のシンボル、山下ミツの生年は何年でしょう?
次の3つから選んで下さい。

A.明治40年  B.大正5年  C.昭和5年

※ヒント…本メルマガの「ミツの心」

正解者の中から1名様に青豆ざる盛とうふ2個 ご意見を下さった方全員に豆乳マフィン4個入り
応募方法: 下記の検定の答えをお考えいただき、「プレゼントを応募する」のボタンを押して、専用フォームにて解答とご連絡先等をご記入の上、ご応募ください。
応募締切: 9月12日(金)
当選者発表: 9月13日(土) サイトトップページにて発表
検定に答えてプレゼントに応募する
※ご応募いただくには「読者番号」が必要です。%name1%%name2%様の読者番号は %id%です。
※ボタンを押しても画面が変わらない場合は、コチラをクリックしてください。
 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様からのご注文、心よりお待ちしております。
今後とも、山下ミツ商店を、どうぞよろしくお願いいたします。

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〒920-2501 石川県白山市白峰イ23
TEL : 0120(フリーダイヤル)-893-102 (年中無休10時〜18時)
FAX : 076−259−8024
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E-mail : info@mitsu102.co.jp
山下浩希ブログ「燃える豆魂日記【豆腐道とうふみち】」はこちら